あまさを求めたら辛いブログ

できないことを"めんどくさい"と言い訳してきたら大変なことに気づいてない氏

無事に裁かれた

6月某日午後、弁護士と裁判所に行き晴れて社会的信用をゼロに戻しました。経験しなくても良いことなので、いま現在もしくは予備軍の方々に向けて書きます。

発端

遡ること10余年前、学生自体に詐欺られた。だせぇ。当時流行ってたのか定かでないが、リゾート会員権サギ。会員になると国内外のリゾートホテルや各種サービスを無料もしくは格安で利用できる、本人以外の親類友達も全く同じサービスを受けれますよ。なんならグローバルになるネイティヴ英会話も受けれますよ。ノリノリで80マンの契約をします。

@言うの間に

カモられたと知ったのは契約した事務所に行ったらテナント募集中の貼り紙を見た時、フルコースの契約をしたのでグローバル社会に向けたネイティヴ英会話に通ってたのですが、来週から別の人になるよと言う内容を英語で言われますた「teacher changes next week ciao」たぶんこんな感じ、最後にチャオと言われたのは覚えてる。その後新しいティーチャーからの連絡はなく数日が過ぎた頃、契約した事務所に電話した。契約した担当のおじさん(たぶん社長)が出て「あぁ〜、スイマセンスイマセン!連絡が遅くなっちゃって〜、明日ね、新しい先生紹介するから事務所に来れないかな〜??」と翌日何の疑いも無く事務所に行ったr

会員権は無くなり返済と残念感だけが残る

消費者センターに問い合わせたが無力。今後気をつけてね、新手の情報ありがとう。と時間潰しをして毎月支払いが決定したザ・泣寝入りです。悔しくも仕方ないのでバイト代で補填してた、しかしだんだん足らない月が出てきた。ナゼって?よくよく見たら金利入れて総額100マン近くなってた。騙された自分がアホですが腑に落ちないので、見て見ぬ振りで通常生活してたんです。現実逃避です(笑)

自転車操業開始

さっそく現金がないのでキャッシングローンの契約を順調に1社2社と増やして最低額を払い、着実な借金を積み上げる。限度額めいっぱい引き出してサギの返済、カードの返済、日常の支払い、キャッシングの支払い、と奈落に突き進みましたー。そんなのも1年くらいで頭打ちになり、銀行融資のドアを叩く!当時まだ緩かったのか300マンの融資を受けサギ、キャッシング、カードの債務を払う。200弱の借金が300マンに化けた瞬間だった。一瞬だけホッとしたが、コレで完全体の債務者になりました。

その後も

銀行融資を違う融資で返済、当然金利分は増えてるので融資額は上がり続け最終800超えたところでヤミ以外の金融さんからプイッとされます。さぁここからどーする!もう現金ないよ、マトモなところは貸してくれない、残ったのは各社カードのショッピング枠。6枚あったので合わせて300弱、試しにイホウのショッピング枠現金化屋さんに1枚だけ50マンのショッピング枠を査定してもらったら現金に出来る額は…15マン。焼け石に水。意味ナシなので詰んだ。ここに至るまで約10年、我ながら自転車を良く漕いだ、弁護士事務所の事務員さんも呆れてたね。逆にどんな手口でここまでコトを運べたのかイロイロ質問を受けました。

最後の砦

前記の通り詰んでるんですが、最後に1あがき。渋谷の「おまとめ」屋さんに連絡、予約を入れて担当の方に相談するも撃破されました。当たり前ですが、ゼッタイ受けてもらえませんよ。通常の金融機関の常識範囲を優に越える金額ですからね。撃破されはしましたが、ここから裁きが始まりました。前置きが長すぎる、スイマセン。。。

おまとめ屋のSさん

融資担当の方が(Sさん)「もうマトモなところは貸してくれないよ、マイナスをゼロにするなら早くするに越したコトない!」と勧めて来るのですが、弁護士介入となるとビビってモジモジしてました。そこでSさんが3つの道筋を示してくれました、1、返済をしないで逃げる。2、ヤミ金業者に借りて返済する。3、法的に借金を整理する。それぞれ細かく説明してくれて、質問にも納得の行く説明をしてくれました。おっさんおっさん、モジモジしてんじゃねーよ、と自分が恥ずかしくなりました、先が見えない道にひとつだけ活路があるんだと思い、Sさんの知ってる何人かの弁護士さんに連絡を取ってもらってスケジュールも調整してくれた!Sさんにキックバックがあってもおかしくないな、と思いながらそれもアリだし、なかったら手間代どーすんのよ?とも思ったし。

弁護士事務所へ

Sさん曰く、アナタはもう考える事は無い、考える事(お金)自体が無いんだもの(笑)1秒でも早く法律で守ってもらって再起すべしだよ。と都内の弁護士さんに連絡、訳を説明して当日中に時間調整できる弁護士事務所に行く事になった(おいおい大丈夫かよ)と内心思ってましたが、善は急げ(?)で駆け込みました。数時間後、予約時間に弁護士事務所のドアを開いた。そこはいままで感じた事の無い少しの畏怖と安心感があった。職業柄なんでしょうね、事務所のピリッとした空気が心地良く緊張の面持ちで個室で待機する様誘導されて指定のイスに座って待ってました。

 

ああ、これで債権者(社)の方々に御迷惑をお掛けするんだ。各社の担当の人、ゴメンなさい。ひとりでは解決できなかった無力感と情けなさを感じずにはいれんかった。

 

この後怒涛の黒歴史を晒すのですが、また自戒