あまさを求めたら辛いブログ

できないことを"めんどくさい"と言い訳してきたら大変なことに気づいてない氏

太っておケツに違和感を覚えた

だいぶ濁した言いようですが、この度晴れてケッツの割れ目がカブレました。

こんばんわ、塩気に弱いナメクジティムポです。昔から体質的に塩カブレや痒みに弱く、搔き壊しを繰り返す方なのですが今回の部位は初体験でした。

最近自動車で移動する事が多く、運動不足と間食と年齢が増えたので体が緩んで来ました。元々アクティビティな私は寄生虫をハラに飼っているかのように落ち着きがなく、野外活動に気を取られ体だけは締まってました。なので今回の事例はいままで無く、原因がわからず焦っていたのです。

しかし解ケツした

以前ロードバイクに乗っていたので(コレで解ケツやで!)と閃き実践したのが「白色ワセリン」。ロードバイクと言うのは最近事故などでも(ネガディブに)有名ですよね、車に乗ってる方々はご承知の通り競輪のチャリみたいので車道の脇を時速30〜40㌖で走ってるアレですね。過去私も車道の脇を走る側でした、今は優しい眼差しでパスしています。特に服装がなんつーか通常じゃないので視界に入ると「デタな」と呟いてしまう方もいるのではないでしょうか?別に普通の短パンTシャツとかジャージーでもええんちゃうん?ピッタピタやんけ、あれアカンやつやで。と思うでしょ?実はあの格好、とてもイイんです!カッコが良いか悪いかは個人の思考なんで置いといて、チャリでロングライドする為に考えられた服装なので当然快適な訳でして、皆アレになる訳なんです。しかしですねアレを着てそこそこロングライドすると、ピッタピタが要因で肌ストレスは否めません。今回の部位に関して言えば通常の生活の中ではそれほどストレスが掛からない(夜酷使してる方は別)ですが、なんせチャリでロングに走るとケツが痛ぇーんです。基本姿勢は両手両足の4点支持でバランスを取り推進力を効率的にペダルへ送る動作を繰り返しですが、延々と漕いでるだけじゃもたないので、たまにゃ座りたいよね〜ってサドル(イス)が付いてます。で座ったり立ったり漕いだりして夢中ですから走ってる時は気付きにくく、休憩や終わってから「あぁ〜、よく走ったゼ〜」と縁石やベンチなどに座った時、ケツ骨が痛い事に気づきます。ソレとは別にビリッと違う痛みなんかもでたらワレメがやられてるでしょう。自転車を漕ぐことは足をよーく動かしますよね、当然ケッツもよーく動いてます。ワレメ擦れてます。漕ぎ続けてるからもう汗とか皮脂なんかでケッツは悪環境。あのケッツの柔らかで日頃から外界と隔てられた肌が数時間同じ箇所を擦り続けたらどーなるでしょーか?

 

 

熱を持ち、赤くズルムケです

 

 

走り終えてたいへんお疲れ様でした、長らくお待たせして申し訳御座いません、お風呂の用意が整っておりますので速やかに入浴をお楽しみくださいませ。

 

かけ湯の時点で地獄

 

地獄にいるよ、クギバットを得意とする強打者にケツバットをタテに振り上げられる、研ぎ澄まされたアッパーカットの様に容赦なくピンポイントにクリーンヒット。ダメージは計り知れず電光石火の如く痛点から脳ミソに電気信号を送る刹那、名優 竹中直人氏が土俵で仕合いする際に見せた華麗なる土俵降り。邦画「シコふんじゃった」を観てない方には是非一度見て欲しい。まさにあの演技を彷彿する様に直立しての海老反り。私は全裸のまま、自然のまま、なんのボケもツッコミも不要。ただただダメージが回復するまで(早くっ、早っくっっっ)と足が回復するのを待つボクサーの様に海老反りで硬直をキープ、回復を待つ事しか出来ない。痛みによる条件反射で締め上げられたケッツの筋肉は安易に緩める事は出来ない、なぜなら1mmでも緩めた瞬間さっき食らったばかりのカミソリアッパーが襲い、確実にキマる、また直立海老反り硬直を繰り返すからである。

地獄の話しは置いといて戻ります。

もしもこの様な事態に陥りたくない方、これからロングライドを始めようとする方、最近運動不足で体の緩みが気になる肌の弱い方(他、夜のインドアセッション(ネコ)の方)には是非参考になると思います。

 対策方法

先ずは予防する事をお勧めします、この事例に対して有効な方法は「擦れて摩擦が起こる箇所を円滑」にする事です。事前に「白色ワセリン」を割れ目に薄く塗っておくのが良いです。たくさん塗れば良い訳ではないので、薄くていいです。たっぷり塗って体温で溶け出したら後ろ姿に変なシミ、または内モモに流れるかも知れません。周りの目から良からぬ誤解を生じるかもしれないので最初は少量でいきましょう。

「白色ワセリン」にあまり馴染みが無いかもしれませんが普通の薬局で売ってます。保湿力は高く、余計な成分が入ってないので普段から肌に使って安心です、ハンドクリームやリップクリーム代わりにもなりますし。今さらですがボクサーが試合前に塗ってるのも「白色ワセリン」ですね。顔全体に塗ってグローブで切れたりしない様にしてるんですよね?今回は部位がケッツなだけに塗る際は清ケツにしてから塗る様にしてください、風呂上りなら別ですが出先などの場合は薄くぬって拭き取ってもイイと思います。「白色ワセリン」の他に同じ様なもので青いフタのパッケージの「ヴァセリン」でも良いです。在庫も価格も安定してるので小さいのであれば数百円で買えます。塗る量は個人の感覚になりますが最初からたっぷり塗ると違和感が出る事あるので少量ずつテストするとイイです。実際ケッツに塗布するとわかりますが普段スベらないところがスベる、と言うかヌルヌルするのは気持ち悪いかもしれません。このヌルヌルは人によって感じ方が違うのでイヤイヤ感が生じるかもです、なので薄く塗ってみて乗り越えてください。でないとやっぱり地獄のカミソリアッパーカットの猛打を受けにいくようなもんです。

 

いやいや既になっちまったけど?どーすんのよコレ??

 

既にヤッてしまい地獄を目前にしてるアナタ!この世にカミはいません、信じるのは自分自身のみです。誰もアナタのワレメに手を差し伸べる事は出来ません。ですので自分で実践しましょう。

 

用意するもの ワセリン、ウエットティッシュ(ノンアルコール)

 

温泉などの湯は避け、水もやめておいた方が良いです、水に晒すと乾いたタオル等で拭いて余計な摩擦を起こしますし、水分が蒸発する時余分に水分を飛ばされるのでキズが硬くなり、ヒッツれたり、ヒビ割れみたいになり不要な痛みが再訪するのでやめてくれ!油分で対処しましょう。間違ってもキズにマキロンとか言って掛けたら自傷行為ですのでやめてください、イタイだけです。その他ヨードチンキ、消毒用アルコール、保湿用化粧水(化粧水に含まれる成分によってはとてもシミます:経験者談)も同様です、その部位(ケッツ)付近には特に気を使ってくださいね、ケッツからの切実なお願いです。キズには速乾性の無いモノを推奨してる場合も多いのです。 後々長引かない様に短期で治すのが鉄則です、ぶり返しに勝とう。

キズ面に直接触れないよう最初だけ多めで

少しもったいないですがワセリンをソラマメくらい取り、手のひらで少し温めて軟らかくなったら患部周りから撫でる様にして患部全体を撫でてキレイにしましょう。拭き取りは乾いたタオルや紙ではなく、アルコールが入ってないウエットティッシュがベターです。普通の乾いたタオルやティッシュだと繊維が当たってイタイで。

さあ勇気も持っていざ拭き取りですが、ウエットティッシュを広げおもむろに患部に当てたら軽く押し止めてください。決して拭き上げたらダメです、自爆行為です。押さえた時に若干の痛みがあるかも知れませんが、馴染むまで数十秒間待ちます。これを2〜3回繰り返すとだいたいキレイになってると思います。油分が患部と乾燥から守ってるので仕上げに新たにワセリンを手に取り指でゆっくりぬってあげてください、これで自然治癒させます。キズの治りかけで痒くなりますが、ぐっとガマンですよ!!

 

ガマンならない時はフロだ、フロ。

 

入浴中にゼッタイ患部をむやみやたらと掻かない事を誓ってから

入浴後、速やかに患部(ケッツのワレメ)に塗布。地獄の沙汰も金次第とは昔から良く言ったものです、先人達の叡智を自ら体験する。先ほど地獄を堪能した後は、まず奈落から涅槃に寄ってって現世に戻ります。

 

 軽度のヤケドみたいに表皮のキズなので、保湿を維持してあげればキレイに早く治る。持論ですが、結構他のキズにも応用できてます。同じ痛みを共有できた痛友としてエールを送ります。1日も早い回復をお祈りしてます。